この写真はちょっと前に玄関先を掃いた時に集めた落ち葉の写真
ですが、とっても綺麗だったので写真に撮ったものです。
僕が住んでいる住宅街は結構古く、30年位前に出来た場所ですので
隣の家の庭には、当初から植えられた大きな木やら植物でいっぱいです。
ですので風が強いこの時期には落ち葉でいっぱいになります。
良く見ると色々な色がありますがやっぱり自然の色のせいか、色同士
がケンカしたりする事がまったくないのがすごいと思います。
こんな綺麗な生地が出来たら最高ですよね。
自然の染料で染められた糸はどんな配色でもケンカしない理由も
この写真を見れば分る気がします。
色で言いますと、決して何色が綺麗という事はない気がします。
何色でも綺麗ですし、また隣に何色が来るかでも違って見えたりと
明度、彩度などもありますが、やっぱり一番大切なのは色のバランス
だと思います。
話は変わりますが、自己主張も大切ですがそれぞれ文化や宗教は
違っても、お互いに認め合い、共に生き、共に存在出来る様な
バランスの良い時代が来て欲しいですね。
そして自身もそうゆう人間性を持ち合わせていたいと願います。
僕がtomoの服を作るにあたって、普段着としての自然素材の服を
広めたいという想いがあります。
特別な場所で着る服ではなく、普段から日常で着たいと思える服。
そしてそのまま外出して電車に乗っても違和感がない手織りの服
とでもいいましょうか。
ですので、デザインもシンプル+少しの独創性を大切に考えています。
服の役割は着る人を引き立てる目的もありますが、自然素材ですと、
肌触りが良く着てリラックス出来たりなど、内面的な効果もあります。
ですので、もっと広めたいですし、そのためにはシンプルな方が
毎日着れるとも考えています。
あくまで主役は生地と考え、主役を引き立てるための脇役(デザイン)
をいつも頭に入れています。
着る方を引き立てるには、デザインは少し控えめが良いとも思います。
服を作る時、自身の思考は流れていますし、デザインはその時の感覚
やら生地から感じるものも合わさって生まれますので、その時々での
作りたい服は変わりますが、小さい頃からシンプルなデザインが好きです。
シンプルだけれど他とやっぱり違って、「用の美」といいますか、
使い勝手とデザインが噛み合っているものが好きです。まさに服で
いいますと着物などがその代表だと思います。それに加え着物は、
生地を無駄なく使い、残布が出ません。
これは洋服と和服との決定的な違いだと思います。やはり布を大切に
考えた時に、出来るだけ無駄を出さないという考え方には賛成です。
この考え方は料理や建築物など、衣、食、住など、すべてに共通して
いると言えるのではないでしょうか。
現在では車作りまで、その考え方の違いが顕著に現れていると思います。
現時点の僕の力量では、そこまでシンプルで機能的な美しさは出せま
せんが、一つ一つ課題をクリアーしていけば、僕なりのそのような
美しい服がいつか作れるのではないかと夢を見ています。
ちょうど今から10年位前に、日本ではアジアの服がブームになって
いたのだと聞いた事があります。その当時僕は二十歳位ですし、まだ
服に関して,それほど興味がなかったので、どんな状況だったか思い出す
事も出来ませんが、タイで布関係で行く場所では、昔は良く売れたなあ、
などといった話は現地の人からは良く聞かされます。
当時のブームの時は、日本から沢山買い付けに来ていたそうです。
実際に手織りの布などは、以前の方が色々な場所で沢山作られていた
様です。
実際布を作る事に関しては、別に都会に出稼ぎに出る必要もなく、
自分の家で自分達のペースで布を作る事が出来るし、子供の面倒を
見ながらでも作業が出来ますので、田舎で子供を持つ女性達にとっては
とても良い仕事環境です。事実、僕らと仕事している人達も、農業と
両立して布を作っています。
ですが、ブームが去ってしまった現在ではどんどん家で布を作る人達
は減っています。残念ですが、作っても収益に繋がらなければ、現実
問題として続ける事は出来ません。
僕が服作りを始めたのは、まったくブームとは関係ない時期ですが
何とか生地を作る人達を支え続けてあげたいと思っています。
そのためにはお互いの理解と絆、そして良いモノを作りたいという
僕の想いを彼らに伝え続ける事が何より大切ですね。
前々から作りたかったアイテムの一つが、藍染めのワンピースです。
過去に白い色のワンピースを作ったことがあるのですが、濃い色の
ワンピースは今回が初めてになります。
この生地は全面にうっすらと十字の絣が入っていて、絣が前面に出る
感じではなく、なかなかシックにまとまった生地ですのでワンピース
にちょうど良いと思い、作ってみました。前開きのボタンもループに
なってまして、ボタン自体は貝です。袖は七部袖になっております。
ルーズフィットでゆったりしたワンピースですので、年齢層に関係なく
着れる一点だと思います。
生地もタイ東北地方のサコナコーン県で作られたもので、藍染めの
種類はインド藍です。タイのふっくらしたデシ綿とインド藍のハーモニー
気持ちがいいですよ。
明日から佐賀で展示会があります。場所は佐賀駅のすぐ近くの村岡屋
というお菓子屋さんの中にあるギャラリー彩です。
日時は10日まで、時間は10時から夕方6時までとなっております。
今回は初めての九州地方での展示会になります。
そのため僕の兄は、朝の3時半に車で倉敷を発ち、10時に目的地に到着
した様です。6時間半の長旅お疲れ様でした。
たくさんお客さんが来てくださると嬉しいですね。