自然の恵みで、赤色を出すのに適した素材として、ラックがあります。
日本ではコチニ−ルの名前で知られていますが、僕の中では、コチニ−ルは
あくまで色素の名前であり、素材の名前とは区別するべきと考えています。
そのラックなのですが、木に寄生するカイガラムシが出す樹脂状の分泌物
でありますが、北タイでも数は少ないですがそれを生業としている人が
居るようです。
そのラックを細かく砕いて袋に入れ、お湯に浸せば、見事な赤色の色素が
出てきます。結構簡単に見えますが、実際にはムラにならない様に染める
ためには、かなりの注意が必要です。実際に染め上がった服は、赤色
ではなくピンク色で、ラックの質、染めの時期、水の量などで、色の濃淡は
変化します。


そうなんですよ。染色液の中の服を混ぜ続けないと、すぐにムラになってしまうんです。
だから1枚ずつ染めないといけなくて大変です。
そして、出来上がった状態はもっとくすんだ紫ピンクになってしまいました。
でも、ピッタリ色が仕上がらないのが自然染めの醍醐味。すべての色に意味があります。
自然の恵みをまた写真に載せますので、楽しみにしていて下さいね。
- 2008/05/10(土) 11:11:42 |
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