日本では、沖縄の琉球藍(キツネノマゴ科)、蓼藍(タデ科)、
北海道の大青(アブラナ科)が有名ですが、tomoの服ではインド
藍(マメ科)が使われています。
タイにおけるインド藍の主な産地は東北地方(イサーン)ですが、
tomoの服では、その中でもサコナコーン県で取れた藍を使ってい
ます。
イサーン地方というのは、今日ではタイで最も貧しい地域で雨量
が少なく、乾燥しているのが特徴です。天然染料を使って染めを
するためには、大量の水を必要としますが、藍染めはそこまで水
を必要としませんので、イサーン地方で発展した経緯があるよう
です。
生活用水に関しても、雨水は大切な役割を果たしているようです。
話はそれますが、乾燥した大地では綿花の栽培は難しく、逆に蚕・
繭を飼育するのに必要な桑の葉があれば良い、絹織物が発展した
歴史があるようです。だだ、世代交代と共に、土地が遺産相続さ
れますので、現在では蚕・繭を飼育する場所がどんどんなくなっ
ているのが、現状です。
藍染めや絹などはとても高価なものですが、その原点が、負の部
分から始まっているのはおもしろいですね。
僕が以前、タイで働き始めた時は、給与に対して不満を持っていま
した。自分は日本人なのに何で、タイの人と同じような給料なんだ
ろうとか。そして今頃、自分が経営の側の立場になって初めて気が
ついたんです。その時貰っていた給与が、自分の仕事に対して高過
ぎたことを。そして今になって罪悪感を感じます。その後はある事
がきっかけで一生懸命仕事をして、評価もして頂いたのですが。
タイの人とか日本人とかなど関係なく、仕事に対しての評価を下し
て給与を決めるのは筋だと思います。ただ、過去にこれだけ貰って
いたのに、それより少ない場合は不満ですよね。逆に今までこれだ
けしか貰ってなかったのに、少しでも増えると嬉しいですよね。
本当にお金って不思議だなあと思います。だったら、仕事ってお金
じゃないですよね。だったら、お金のためにがんばるより、自分の
将来のためにがんばった方がいい気がします。お金のためでもなく、
会社のためでもなく、将来の自分のために。そして家族や応援して
下さった方のためにも。みんながそうゆう風に考えたら、きっと
会社の虐めやら、トラブルとかなくなると思うのになあ。